御影堂(みえいどう) 重要文化財
開山親鸞聖人の御木像を中央に、歴代上人の御影を両脇に安置する御堂です。間口42メートル73、奥行33メートル 50、畳は725畳を敷き、その巨大さは全国木造建築のベストテンに入ります。寛永6年(1666)に上棟されました。純和様の手法で外観は地味に建てら れていますが、内部は華やかです。
如来堂(にょらいどう) 重要文化財
間口25.66m 奥行26.62m 一重 裳階付 入母屋造 向拝三間付 本瓦葺で、御影堂の西に配置され、御影堂とならんで南面するお堂です。「証拠の如来」と呼ばれる阿弥陀如来立像を本尊とし、教義上この堂が伽藍の本堂となります。
山門(さんもん) (新)重要文化財
御影堂の正面にあって、専修寺伽藍の総門。五間三戸二階二重門の形式になっています。これは山門として最高の格式です。瓦に宝永元年(1704)の銘があり、これが建築年時とされています。
唐門(からもん) (新)重要文化財
如来堂正面にある四脚門。すべて良質の欅を用い、しかも装飾で空間を埋め尽くしたような豪華な建築。天保15年(1844)に上棟しています。棟梁高木光規は如来堂を建てた但馬の孫。
御廟(ごびょう)
瀟洒でしかも華麗な唐門と透塀に囲まれた静寂の空間。唐門の後ろに拝堂が建ち、更にその正面、石橋の向こうに、裾を石積としたこんもりした廟、ここが、親鸞聖人のお墓です。
寛文12年(1672)に造営されたそうです。
御廟拝堂・御廟唐門及び透塀(ごびょうはいどう・ごびょうからもん・すきべい) (新)重要文化財
如来堂の西側、小さな石橋を渡って堀の間を抜けたところが、真宗の開祖親鸞聖人の御廟です。南から唐門、拝堂、石橋と続きその奥に親鸞聖人の墓とそれをとり囲むように専修寺歴代住職のお墓があります。
賜春館(ししゅんかん) (新)重要文化財
明治11年(1878)に貴賓接待用として新築された書院です。
明治天皇行幸の行在所として使用されたことがあり、それを祝って「賜春館」と命名されました。
安楽庵(あんらくあん) 三重県史跡名勝
如来堂と御影堂の背後にある庭園に、ひっそりたたずむお茶席です。庭園は「雲幽園」といい、ほとんど石組みを作らず、自然の美をそのままに生かし、蓮池を主体としています。独特な構造で格式が高く、茶席は江戸時代初期の名席と言われています。
宗務院(しゅうむいん)
高田派の事務を行う中心施設です。広いロビーも備えられているので、気軽にお入り下さい。高田派全体と本山専修寺の事務をおこなっており、2階の諸会議室では、各種の研修会も実施されております。
進納所・茶所(しんのうしょ・ちゃじょ) (新)重要文化財
院號・法名を下げて頂く場所で、高田本山へ参詣される方々が御懇志を納めて頂くところです。又、団体参詣の受付も行っております。
建物は茶所として重要文化財に指定されています。
高田会館
宿泊、宴会、イベントホール、仕出しなどの総合施設です。
旧高田青少年会館に補強工事等を施し、平成25年9月より高田会館としてリニューアルオープンしました。
耐震基準に適合した施設としてより快適な場を御提供いたします。
高田会館ホール
国内外で活躍する建築家の内藤恒方さんが手掛け、竹中工務店が施工しました。
ホールには蓮の花をイメージしたシャンデリアや、現代的な障子のホールを取り入れました。
上記諸堂の見学は自由にご覧いただけますが、宝物館と雲幽園(安楽庵)は事前の申し込みが必要です。
お申し込みは、総合案内所までご連絡ください。
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