茶所(ちゃじょ) 重要文化財
間口18,45m 奥行13,21m 木造平屋建て 正面向拝一間 軒唐破風付 本瓦葺
山門を入ってすぐ右手にある湯茶の接待所である。向拝から中へ入ると、正面が仏間で、大きな仏壇が設けられている。
北側の2間通りは瓦敷の土間で、中央に竈を設け、2個の湯釜が懸けられていて、その一つに宝暦10年(1760)の陽刻銘がある。建物はこれと同時の建築であろう。
この茶所を管理していた茶所講は、有力な講社として知られ、如来堂建立に際しては、募財に大きく活躍している。
高田本山の法義と歴史より