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山門(さんもん) 重要文化財

山門(さんもん)

御影堂の正面にあり、専修寺の総門にあたる。すぐ前には、道をへだてて石畳が伸び、その途中にある石橋や釘抜門、左右にある玉保院、智慧光院、さらには古い町並みと一体になって、本山の門前にふさわしい雰囲気をつくっている。
2階建で、間口20m、奥行9m、高さ15.5mの大きな門である。正面の柱間は5間で、そのうち中の3間に扉を付けて入口とし、2階内部には釈迦三尊像を安置している。下層の組物は大仏様の形式をとり、挿肘木という肘木が斗にのらず直接柱に挿込まれる形になっている。全体の形式と組物の用い方は京都の東福寺三門(応永12年(1405)建立・国宝)とよく似ており、参考にしたと思われるが、裏側で3間分だけ屋根が張りだしている点(裏向拝)は他に例をみない珍しい手法である。
瓦の刻銘その他の資料によると、元禄6年(1693)ごろから建築にとりかかり、宝永元年(1704)頃に完成したものと思われる。柱などの部材の痛みや傾きが激しくなったため、平成5年より3年がかりで大規模な修理が行われた。

津市教育委員会の解説パネルより