平成23年度 高田短期大学仏教文化研究センター公開講座 第1回講座が開催されました
高田短期大学・高田本山教学部共催 親鸞聖人750回遠忌記念
平成23年度 高田短期大学仏教文化研究センター公開講座 第1回講座が開催されました
講師: 青山俊董 氏(特別尼僧堂堂長、正法寺住職、無量寺住職)
講題: 「出会いは人生の宝」
要旨: 「出会いは人生の宝」といわれるようなよき出会いをと、まずは願わないではおれない。しかし、アンテナが立っていなければ出会いは成立しない。そのアンテナの役を勤めてくれるのは、むしろ悲しみや苦しみであることを忘れまい。悲しみや苦しみに導かれてアンテナが立ち、よき師、よき教えに出会うことで、闇から光明へと転ずる人生の歩みをしたい。
青山俊董 氏 略歴
昭和8年、愛知県生まれ。5歳のときに長野県塩尻市の曹洞宗無量寺に入門、15歳のときに得度して愛知専門尼僧堂に入り修行。その後、駒澤大学仏教学部・同大学院修了ののち、曹洞宗教化研究所を経て、昭和39年より愛知専門尼僧堂に勤務。昭和51年より堂長。59年より特別尼僧堂堂長および正法寺住職を兼ねる。曹洞禅の尼僧堂堂長として後進の育成はもとより、参禅指導、講演、執筆等で幅広く活躍のほか、特に茶道・華道(教授)を通して、一般の人へのわかりやすい禅の普及に努めている。平成18年、女性では二人目の仏教伝道功労賞を受賞。平成21年、曹洞宗の僧階「大教師」に尼僧として初めて昇任。
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